「YouTubeを収益化させたい」
「動画で紹介している商品やサービスを多くの人に知ってもらいたい」
という場合、動画の再生回数が非常に重要です。
とはいえ、プロYouTuberだけでなく、企業や個人のYouTube利用者が増える中、自分が配信している動画の再生数を伸ばすのは、かんたんではありません。
再生回数でライバルに差をつけるなら、視聴者がクリックしたくなる動画作り「VSEO対策」を取り入れてみましょう。
今回は、人気YouTuberが実践している、11のテクニックを紹介いたします!
再生回数はどうしたら増える?
YouTubeの再生回数は、視聴者が動画をクリックするごとに、数字が増えます。
ただし、クリックしてすぐに視聴を止めてしまった場合、再生回数にカウントされません。
このことからも、興味を持って見続けてもらえる動画、他の動画も再生したくなるような内容が求められます。
また視聴すれば良いからといって、自分や家族、知り合いなどで複数再生しても、回数には反映されません。
再生回数は、1ユーザーにつき1カウントと決まっています。
再生回数を伸ばすなら、新規視聴者を増やすテクニックでファンを獲得しましょう。
ネット上で、再生回数や登録者を増やすサービスを見かけますが、これらは違法行為です。
アカウント停止の恐れもありますので、実践しないように気をつけてください。
ライバルと差がつく11のVSEO対策テクニック

それでは早速、再生回数を伸ばせる11のVSEOテクニックを見てみましょう。
1:タイトルや説明文にキーワードを含める
動画を作成する前に、どのようなターゲットに、どのようなキーワードで検索してもらいたいのか、決めておきましょう。
狙うキーワードが決まったら、タイトルや説明文にかならずキーワードを含めてください。
同時に、タグ付けも済ませておきましょう。
検索には影響しませんが、キーワードをサムネイルにも入れておくと、見た人の関心度をよりアップできるためおすすめです。
2:動画に字幕をつける
YouTube動画には、かならず字幕をつけましょう。
人気YouTuberのほとんどが字幕をつけている通り、文字の効果で見やすい動画にできます。
字幕があれば、電車や静かな場所など、音を出せない場所でも再生してもらえる、というメリットもあります。 いくら内容が優れていても、字幕がなくて分かりづらいからとUターンされてしまう例が少なくありません。ここは字幕にするべき、というポイント検討の上、上手に編集しましょう
3:再生したくなるタイトル・サムネイルを意識
タイトルやサムネイルはYouTubeの顔です。
なによりも重要な部分ですので、こだわって作成しましょう。
先ほど、
「タイトルやサムネイルにはキーワードを入れるべき」
とお話ししましたが、キーワードだけでなく、
「この動画を見ると何が得られるのか」
という内容をしっかり含めるようにします。
ライバルのYouTube動画をチェックしながら、より興味を持ってもらえそうなタイトル・サムネイルを意識しましょう。
4:開始10秒で視聴者の心をつかむ工夫を

YouTubeの再生回数は、クリックだけでは増えません。
ということは、開始10秒程度の間に、
「続きを見たい!」
と思わせられなければ、再生回数が増えないままになってしまいます。
具体的には、
・挨拶は短くする
・動画の企画を手短に話す
・先に結論を伝え、動画内で解説する
・インパクトのある字幕やエフェクトを用意する
などの方法が有効です。
途中離脱しないための工夫も必要ですが、まずは掴みが大切と心得て、動画編集を進めましょう。
5:再生されやすい時間帯の動画投稿
動画が完成したら、再生されやすい時間に投稿しましょう。
完成したらすぐにアップしたくなりますが、時間にこだわると、再生回数に違いが出ます。
動画投稿に最適な時間は、ターゲットによって変わります。
学生に視聴してもらいたい場合は、学校や部活が終わった17~18時くらいが最適ですし、主婦層へ届けたいなら、家事が終わって手が空いた時間帯や、お昼の時間帯が向いています。
ビジネス層にアプローチするなら、22時以降が視聴されやすいでしょう
ターゲットが今何をしているのか考えながら、ベストな時間を選択してください。
6:終わり方のひと手間でファンを増やす!
YouTubeは、最後の5~20秒の部分に終了画面を設置できます。
次回予告や関連動画の紹介、チャンネル登録のお願いなど、活用法はさまざまです。
この終わり方で、
「もっと見たい」
「次回が気になるからチャンネル登録したい」
という気持ちへ導けます。
動画投稿の際は、かならず終了画面をセットした上で、アップしましょう。
7:コメントは宝・気付きがあればすぐに修正

飲食店にとってクレームが宝であるように、YouTube配信者にとってはコメントが何よりの宝になります。
初心者であっても、人気YouTuberであっても、否定的なコメントがかならず寄せられます。その内容をしっかり受け止め、変えられる部分をきちんと修正できると、視聴者に寄り添ったチャンネルにできるでしょう。
「良い部分も悪い部分も、コメントをお待ちしています」
「辛口でもOKです!ぜひコメントをお寄せください」
といった言葉や字幕を動画内に入れて、再生回数アップにつながる声をたくさん獲得しましょう。
8:YouTubeショートを活用する
YouTubeショートは、視聴者の傾向から、ランダムに動画が再生される機能です。
ショートのタブをクリックすると視聴でき、ここから好みの動画を探す視聴者が少なくありません。
YouTubeショートは、短い時間でいかに自分のチャンネルをアピールできるかが勝負になります。
人気ショート動画を閲覧の上、どんな動画で多くの再生回数を稼いでいるのか、チェックしてみましょう。
9:再生リストでさりげなくPR
YouTubeに用意されている再生リスト機能。
これを上手に活用すると、投稿ジャンルに興味のある人を集められます。
自分が投稿した動画に関連する、その他YouTube動画を集めて、再生リストを公開しましょう。関連動画をまとめてみたい人が利用し、自分の投稿動画再生にもつながります。
再生リストに入れるメイン動画は、できるだけ再生回数が多い動画がおすすめです。
再生回数が多い動画に関連する投稿として、その他自分が投稿した動画をさりげなく混ぜ、再生回数アップを狙いましょう。
10:その他YouTuberとのコラボ企画

自分以外のYouTuberや動画配信企業などとコラボレーションすると、双方から視聴されるため、再生回数を伸ばせます。人気YouTuberとのコラボが難しくても、自分の商品やサービスを宣伝するため、コラボ相手を募っている例がたくさんあります。
お互いの再生回数やチャンネル登録者が少ない場合も、将来的には大きな成果につながる可能性がゼロではありません。コラボできそうな配信者をみつけたら、積極的に声をかけてみましょう。
11:YouTubeアナリティクスで傾向を分析
YouTubeには、YouTubeアナリティクスという分析機能があります。
分析ツールは他にもありますが、まずは無料で利用できるYouTubeアナリティクスからはじめるのがおすすめです。
再生された動画へどこから流入したのか。
視聴者の性別や年齢、地域はどこか。
再生された動画が、どこで停止されたのか。
といった細かい情報が手に入るため、今後のコンテンツ作りに役立てられます。
まとめ

高い再生回数を誇っている動画は、この11のテクニックが取り入れられている例がほとんどです。
ただ撮ってアップするだけでは、埋もれてしまう時代。
できる仕掛けはどんどん取り入れて、人気チャンネルを目指しましょう。
動画編集やサムネイル作成など、特にこだわりたい動画は、外注へ依頼するのも一つの手段です。その他にも、動画の質を上げるため良い機材を購入する、より細かくチェックするため有料の分析ツールを導入する、といった方法もあります。
動画作成の予算や仕上がりへのこだわりを考慮しながら、再生回数を稼げる動画を制作しましょう。