TikTokを中心に収益を上げるTikToker(ティックトッカ―)が増える中、収益化の方法がよく分からない、知らないという声が少なくありません。
TikTokは、動画再生時の広告収入で収益を目指すYouTubeと違い、ライブ配信時の投げ銭(ギフト)が収入源になります。
ティックトックは、どのように収益が生みだすのか。
収益化にはどんな条件があるのか、くわしくご紹介いたします。
TikTok(ティックトック)で収益を得る方法

TikTokの収益化は、ライブ配信時の投げ銭機能を利用します。
以前は動画投稿のみの機能しかありませんでしたが、2021年からティックトックにも投げ銭機能が実装され、収益化を目指せるようになりました。
具体的にはギフトと呼ばれる機能を使って、ライブ配信中に視聴者からダイヤモンドを集めます。このダイヤモンドをTikTokで換金し、収益に変えられるシステムです。
魅力あふれるティックトック動画を作成してファンを獲得。
参加した人が楽しめるライブコンテンツを作れば、たくさんの投げ銭を受け取れます。
ライブ配信の視聴者が増えれば増えるほど、多くのギフトが期待でき、1回の配信で莫大な収益を得るTikTokerが誕生しています。
一例として、ティックトックギフトランキング1位の「美香ママ❤️上流階級会長💴さん(@mikamama0)」の場合、自身が年間2億円プレイヤーと名乗っていますので、上位の年収は億を超えていると予想されます。
https://www.tiktok.com/@mikamama0
ランキング上位でなくても、人気TikTokerになれば、会社員レベル~数千万くらいの年収を稼げることもあり、YouTuberではなくTikTokerを目指す人が2021年~急増しました。
ランキング機能があるため、締め日にはホストクラブのように、推し配信者を応援するファン同士が、高額なギフトを投げ合う様子もティックトック名物になっています。
投げるギフトによって、ライブが盛り上がったり、画面に変化が起きたりするのもTikTokならではです。ライブ配信や動画配信で稼ぐなら、思わず投げたくなるライブ配信を意識して、収益を狙いましょう。
TikTok(ティックトック)で収益化を目指す条件

ファンからの投げ銭が嬉しいTikTokのライブ配信ですが、だれでも収益化できるわけではありません。ライブ配信できる条件、収益化の条件がそれぞれ定められているため、事前にチェックしておきましょう。
「ライブ配信の条件」
- 16歳以上
- TikTokで定められた条件を満たした人
TikTokで収益を得るには、ライブ配信が欠かせません。
ですが、配信できるのは、ティックトックで定められた条件を満たした人だけです。
この条件については、くわしく明かされていません。
フォロワー数や配信動画の質、再生時間や回数、コメント数、いいね数などに関連しているのでは? と予測されています。
以前は5000人~10000人を超えるフォロワーがいるユーザーのみが、ライブ配信の権限を得られていました。ですが、最近はフォロワー1000人以下でも配信しているケースがみられ、ハードルが下がっている印象です。
まずは地道にファンを獲得して、条件クリアを目指しましょう。
「収益化の条件」
- 年齢20歳以上
- 銀行口座がある
- PayPalアカウントがある
ライブ配信するだけでは、TikTokの収益化はできません。
受け取ったギフトを換金できるのは、20歳以上で銀行口座とPayPalアカウントを持っている人、という条件があるからです。
銀行口座の開設やPayPalアカウントは無料です。
所持していない場合は、早めに口座開設、アカウント取得しておきましょう。
まだ20歳未満の場合も、ティックトック投稿でファンを増やして、たくさんの投げ銭を受け取れる準備を整えておきましょう。
ライブ配信以外に収益を得る方法も

ライブ配信やギフト換金の条件を満たしていなくても、TikTokを活用して収益を得る方法があります。主な2つの方法を、たしかめてみましょう。
インフルエンサーを目指す
TikTokerとして知名度が上がれば、企業からの案件や入るようになります。
指定の商品やサービスを紹介すると〇円、といった契約で、収益が得られるでしょう。
PRの上手いTikTokerは、たくさんの企業から依頼が入ります。
ただ紹介するだけでなく、他の配信者と差がつく工夫で、たくさんの案件獲得を目指しましょう。
その他コンテンツへ誘導する
TikTokでは収益化が難しい場合も、
・YouTubeチャンネルとリンクする
・SNSや自分のサイトを通じて商品やサービスを販売する
といった方法で、収益が得られます。
YouTubeを利用すれば、18歳から収益化が可能。
その他にも、個人のネットショップを運営したり、有料のオンラインセミナーを配信したり、収益を得る方法がたくさんあります。
TikTokでしっかり稼ぐなら、投げ銭でのギフト獲得がおすすめですが、その他収益の柱を持っておくと、より安定した収入につながるでしょう。
TikTok(ティックトック)で利益を得る方法まとめ

2021年からはじまったばかりのTikTokを収益化できる投げ銭機能。
すでに年収億ユーザーが複数誕生しているなど、熱いコンテンツになっています。
YouTubeよりもユーザーが少ないこと。
稼ぐための正攻法がまだ確立されていないこともあり、今からでも十分参入できます。
収益化には条件があるため、まずはクリアを目指しながら、動画配信のテクニックを磨いていきましょう。
どのようなジャンルのティックトック動画を制作するのか。
どんな層をターゲットにするのか、といった点を先に決めて、計画的に動画をアップすると、効率よくファンを獲得できます。
2022年6月には、アメリカのTikTokで、クリエイターへの広告収入の分配が決定しました。
このニュースを受け、
「今後日本でも、広告収入が得られるようになるのでは?」
「TikTokへ動画を投稿するだけで、利益が出るようになるのでは?」
という期待が高まっています。
新機能が続々登場しているティックトック。
この波に乗り遅れないように今すぐ参入して、TikTokの利益化を目指しましょう!