【企業YouTubeの立ち上げ方は？ チャンネル運用方法についてくわしく解説！】

以前は、個人が投稿して楽しむもの、というイメージが強かったYouTubeですが、現在は多数の企業がYouTube運用に乗り出しています。

中小企業も合わせると、その数は1万チャンネル近いと言われ、新しいマーケティング手法として確立されつつあります。

だからこそ、数ある企業チャンネルの中から自社YouTubeに注目を集めるためには、正しい立ち上げ方、運用の仕方が重要です。

今回は、企業YouTubeの立ち上げ方や運用方法について詳しく解説いたします。

企業YouTubeを運用するメリット

企業YouTubeを立ち上げる前に、なぜチャンネル運用するのか、その理由を考えてみましょう。

良い人材を採用できる

これから就職・転職を目指す若い世代は、幅広い媒体から企業の情報を集めます。

その中には当然、YouTubeも含まれています。

企業の雰囲気やスタッフの顔などがみえるYouTubeを活用すれば、より働くはたらく魅力がより伝わるため、応募者増につながるでしょう。

幅広いアプローチで良い人材を確保したいなら、YouTubeの活用がおすすめです。

自社サービス・商品の販売促進

数年前は、YouTube広告を通じた企業の宣伝が人気でした。

動画広告は現在も活用されていますが、それ以上に注目されているのが、自社YouTubeを通じた直接的な販促です。

広告と違い、

・YouTubeは無料で利用できること。

・時間をかけて、じっくり商品やサービスの魅力を伝えられること。

Youtubeを使うメリットです。

YouTube立ち上げを成功させる3つのコツ

YouTubeは採用や販促に有利なツールですが、動画を投稿しただけを簡単に集客できるわけではありません。

次に、YouTube立ち上げを成功させる3つのコツをみてみましょう。

再生回数増＝成功ではない

YouTube運用をはじめると、つい動画の再生回数にばかりに目が行きがちです。

しかし、いくら動画が再生されていても、採用や販促といった目的が果たされていなければ、運用する意味がありません。

YouTubeを利用する人は、そのチャンネルにどんな魅力があるのかをチェックし、気に入ればチャンネル登録、特に興味がなければ離脱し、別の動画を視聴してしまいます。

また再生したい、他の動画もみてみたい、そんな風に感じてもらえる動画制作で、ターゲットが求める情報を届けましょう。

継続しての運用が重要

YouTubeチャンネルに失敗してしまった企業をみてみると、動画をアップしただけで終わっている例がほとんどです。

このような状態では、積極的な集客が難しく、採用や販促につながりません。

・どのくらい視聴されているのか。

・視聴されていない場合は、原因がどこにあるのか。

と、細かく振り返ることが大切です。

また、視聴者からコメントや評価が入っている場合は、分析や返信を通じてコミュニケーションを取るなど、しっかり調査し、必要なアクションを起こしましょう。

制作体制を整えておく

YouTube運用でもっとも大切なのが、計画性です。

見切り発車で適当に投稿してしまうのではなく、

・月にどのくらいのペースで動画をアップするのか。

・そのためにどれくらいのスタッフが必要なのか。

・企画から完成まで、どのくらいの時間がかかるのか。

など、スケジュールを明確にしておくと、テンポの良いYouTube運用ができます。

YouTube投稿は、

など、多方面の社員が携わる必要があります。

難しい部分は、外部に頼るケースも多いため、信頼関係の構築、締め切りの徹底、といった部分にも配慮しましょう。

企業YouTubeのかしこい運用方法

企業YouTubeは立ち上げただけでは役に立ちません。

かしこく運用して、人材雇用や売上アップにつなげましょう。

次に、覚えておくべきチャンネルの運用方法をご紹介いたします。

競合はかならずチェック！

企業YouTubeが増えていることもあり、同じジャンルに複数の企業チャンネルがある例が少なくありません。

競合が多い場合は、どんな動画をアップしているのか、伸びている動画にはどのような特長があるのか、を事前にチェックして、より質の高い投稿を目指しましょう。

検索されやすいキーワード選定し、伝わりやすい動画内容にこだわると、ライバルより上を目指すことができます。

企業YouTubeの特長を明確に

はじめは手探りでスタートした企業YouTubeでも、次第に好まれる動画とそうではない動画がみえてきます。

どのジャンルが人気なのかが分かってきたら、特長を生かした運用を検討してみましょう。

人気の高いジャンルを中心に投稿を続ければ、多くのファンを獲得できます。

チャンネル登録者やリピーターに喜ばれる、自社ならではのコンテンツを提供してください。

誰かのプラスになる・役に立つ動画を投稿

YouTubeで支持される動画は、見た人の悩みや不安を解決できる動画。

笑ってストレス解消できる動画、勉強になる動画など、誰かの役に立つ動画です。

見終わった時に、

「何が言いたかったんだろう」

そんなモヤモヤが残ってしまう内容はNG！

ターゲットに合わせて、

「視聴してて良かった」

「今後に役立てられそう」

「この商品（サービス）をぜひ利用したい」

そんな風に思える動画を意識しましょう。

まとめ

企業YouTube立ち上げ・運用を正しく進められると、早い段階でチャンネル登録者を増やしたり、商品やサービスの販売にに繋げることができます。

企画段階からしっかり会議を重ね、競合や流行をチェックしながら、自社に最適なジャンル、内容を選択しましょう。

投稿後はYouTubeアナリティクスやコメント欄などを活用して、より良いYouTubeチャンネルにできるように、工夫を重ねてみてください。

採用面・売上面でこれまで以上の成果を見込めるように、着実に育てていきましょう。