2021年、小学生がなりたい職業第1位※1に輝いたYouTuber。年齢を問わず、動画配信者になりたい! という人が増え続けています。
※1 進研ゼミ小学講座/2021年の出来事や将来に関する小学生の意識調査https://benesse.jp/juken/202112/20211217-1.html
その一方で、
「スマホやハンディカメラで撮影した動画をアップするだけでは、再生回数が伸びない」という悩みの声も、多く聞かれます。
こんな時、頼りになるのが動画作成ソフトです。
専用ソフトで編集すれば、プロのようなきれいな仕上がりに加工できます。
人気YouTuberも使っている動画作成ソフトで、見る人にストレスを与えないなめらかな動画、視聴した人が楽しい気持ちになる仕掛け満載の動画を作りましょう。
プロが愛用する人気有料ソフト、初期費用なくYouTuberデビューできる無料ソフト5選を紹介いたします!
人気YouTuberはどんなソフトを使ってる?
YouTuberを目指すなら、人気配信者が使っている動画編集ソフトを使いたい、という方が多いと思います。
そこで調べてみたところ、YouTuberとして稼いでいる配信者の多くが「Final Cut Pro」もしくは「Adobe Premiere Pro」を使用していました。
どれを使おうか迷ったら、この2つから選択すれば間違いありません。
まずは、それぞれの特徴をチェックしてみましょう。
「Final Cut Pro」の特長
「Final Cut Pro」はヒカキンやはじめしゃちょー、東海オンエア、ヴァンゆんチャンネル、スカイピース、レペゼン地球などの人気YouTuberが使用している動画編集ソフトです。
Apple社が提供しているソフトで、直感でサクサク動かせる使い勝手の良さ、エフェクトの質の高さなどに定評があります。日本だけでなく、世界中の動画配信者が、「Final Cut Pro」を利用しており、動画編集ソフトのシェア率1位を誇るツールです。
動画編集がはじめてでも、思い通りのテロップや音楽を挿入したり、大きいサイズの動画をつなぎ合わせたりといった作業が楽に進められます。
YouTubeだけでなく、TikTokやInstagramなど、SNS向けの縦型動画編集も可能です。
便利な「Final Cut Pro」ですが、Macでしか使用できない点がデメリットです。
Windowsで動画編集したい場合は、「Adobe Premiere Pro」を選択しましょう。
価格は36,800円。
フリートライアルを利用すれば、90日間無料で試せるため、まずは導入してみて、操作性をたしかめてみるのがおすすめです。
先行投資にはなりますが、買い切りタイプのため、一度購入したら使い続けられる点も「Final Cut Pro」を選ぶメリットです。
公式ページ:https://www.apple.com/jp/final-cut-pro/
「Adobe Premiere Pro」の特長
「Adobe Premiere Pro」は、Filcher’sや水溜りボンド、ヒカルなどの人気YouTuberが使用している動画編集ソフトです。
Adobe社が提供しているソフトで、MacでもWindowsでも使用できます。
ハリウッドでも使用されるプロ向けの動画編集ソフトですが、初心者でも気軽に使いこなせる機能がついているため安心です。
難しい編集はAIに任せたり、音声テキストか機能でかんたんにテロップを作成したり。
デザイン性の良さも「Adobe Premiere Pro」の魅力です。
価格は、月々3,828円。
お得な年間一括プランを選べば、28,776円/年で使用できます。
永久ライセンスがなく、毎月利用料を支払うサブスクサービスのため、長く動画編集に携わる場合は、大きな出費になります。
7日間の無料体験が用意されていますので、使い心地をたしかめてみて、経費として毎月投資する価値があるかどうか、たしかめた上で検討しましょう。
公式ページ:https://www.adobe.com/jp/products/premiere.html
・無料で利用できる動画編集ソフト5選!
「Final Cut Pro」や「Adobe Premiere Pro」は、YouTuberにとって非常に優れた動画編集ツールですが、初心者の場合、はじめから費用をかけられないケースが少なくありません。
そんな時は、無料で使える動画編集ソフトを利用しましょう。
まずは無料ソフトで操作や基本的な編集・投稿に慣れ、知識が身についたり、チャンネル登録者が増えてきたりしたタイミングで有料ソフトに切り替えるのがおすすめです。 それでは早速、無料で動画編集を体験できる5つのツールをみてみましょう。
「無料動画編集ソフト1:PowerDirector Essential」
「PowerDirector」は日本で一番使用されている動画編集ソフトです。
最新の機能で、オリジナリティあふれるYouTube動画を作成できます。
すべての機能を無料で利用できるのは30日間だけですが、その後も制限付きで無料利用が可能です。
また無料版の場合、動画に「PowerDirector」のロゴが入ってしまうというデメリットがあります。30日間使用して気に入った場合は、買い切りタイプ、サブスクタイプの製品版購入を検討しましょう。
公式ページ:https://jp.cyberlink.com/downloads/trials/powerdirector-video-editing-software/download_ja_JP.html
「無料動画編集ソフト2:Filmora」
「Filmora」は、シンプルで初心者でも使いやすい動画編集ソフトです。
無料版でも有料版と変わらない、高い編集機能を利用できることから、利用者を増やしています。
動画編集の練習に最適なソフトですが、ウォーターマークと呼ばれる透かしが入ります。
目立つ場所にウォーターマークが入ってしまうため、YouTube動画を編集・公開する場合は、有料版への方が向いています。
公式ページ:https://filmora.wondershare.jp/
「無料動画編集ソフト3:Aviutl」
「Aviutl」は完全無料で利用できる動画編集ソフトです。
個人が開発したツールですが、使いこなせばプロフェッショナルな動画編集も可能なため、動画作成に費用をかけたくない層から支持されています。
初心者にはやや使い勝手が悪い印象のため、じっくり慣れたい人、パソコン知識やスキルが高い人に向いています。
分かりやすく操作しやすい動画編集ソフトを希望している場合は、別のツールを検討しましょう。
公式ページ:https://aviutl.softonic.jp/
「無料動画編集ソフト4:Lightworks Free」
「Lightworks Free」は機能に制限はあるものの、無料で利用できる動画編集ソフトです。
動画編集に必要なツールが一通りそろっているため、一般的なYouTube動画であれば、問題なく作成できます。
著作権フリーの音楽やビデオを自由に使える点も、「Lightworks Free」を利用するメリットです。
無料で使える便利な動画編集ソフトですが、海外製のため、英語ができない場合はやや使いづらくなります。まずは作業してみて、自分に合うかどうか判断しましょう。
公式ページ:https://lwks.com/
「無料動画編集ソフト5:iMovie」
「iMovie」は先ほど紹介した有料動画編集ソフト、「Final Cut Pro」を提供しているApple社のツールです。そのため、利用できるのはMacユーザーのみとなります。
Windowsでは使えない、というデメリットはありますが、iPhoneやiPadでも使用可能です。スマホやタブレットから動画配信したい方は、活用してみてください。
無料ながら充実した機能を持つ「iMovie」ですが、物足りなくなった場合は、「Final Cut Pro」へ移行可能。互換性があるため、ストレスなくレベルアップできます。
長く使うなら「Final Cut Pro」の買い切りタイプが得なことを考えると、まずは「中古Mac」+「iMovie」からスタート。将来は「Final Cut Pro」を検討、という方法も良さそうです。
公式ページ:https://www.apple.com/jp/imovie/
まとめ
YouTuberを目指すなら、動画編集ソフトが欠かせません。
まずはいろいろ試してみて、使いやすいソフト、自分好みの編集ができるソフトを探してみましょう。
本気でYouTubeと向き合うなら、人気YouTuberも活用している「Final Cut Pro」「Adobe Premiere Pro」がおすすめです。
視聴者の目線に立って、楽しい・分かりやすい動画編集にチャレンジしてみてください。